車両・航空・船舶・通信関連

【主な国家資格】自動車整備士/定期運送用操縦士/事業用操縦士/航空整備士/整備管理者/運行管理者/海技士/航空管制官/小型船舶操縦士/電気通信主任技術者/無線通信士/アマチュア無線技士 など

自動車整備士

自動車の点検、整備、調整などを行います。技能レベルに応じて「一級自動車整備士」「二級自動車整備士」「三級自動車整備士」「特殊整備士」の4つに分類されますが、現場で求められるのは二級以上が一般的です。近年は、ハイブリッド車や衝突被害を軽くするための自動ブレーキを搭載した車など、高度な機能を備えた車が増え、こうした車の整備にはコンピューター制御の仕組みを理解する必要があり、整備士としてもより高度な技術や知識が求められています。現代の日本において、自動車整備士の需要がなくなることはありえませんが、自動車整備業界を取り巻く環境は大きく変化しています。そのために自動車整備士は最新の知識の習得と、新しい技術に対応できるテクノロジーを常に身に付ける必要があります。また同時に、整備士の高齢化による減少や、整備士を目指す若者の減少など、人材不足への対策が大きな課題となっています。

航空整備士

飛行機が安全に運行できるように、機体を構成する何万という部品を点検して整備します。発着の合間に日常的に行うライン整備、夜間に行われる定期整備、一定の飛行時間を超えた場合に格納庫の中で時間をかけて行うドッグ整備など、それぞれの整備士が業務を分担しながら、確実に整備業務をこなしています。航空整備士が最終的に許可を出さないかぎり、飛行機は飛ぶことができません。航空会社、航空整備会社以外にも、新聞社や警察、消防の航空部などでヘリコプターや小型機の整備に携わる人もいます。航空機の製造は、メーカーだけでなく、ユーザーである航空会社の整備担当者も参加して開発に当たることもあります。航空整備士は整備だけでなく、製造段階でも重要な役割を果たしています。

定期運送用操縦士

航空機(飛行機・ヘリコプター・飛行船)の操縦を行う人を「パイロット(航空操縦士)」と言います。「航空操縦士」には、報酬を得ずに操縦を行う「自家用操縦士」、報酬を得て操縦を行う「事業用操縦士」、航空会社の旅客機を操縦する「定期運行用操縦士」の3つの資格があります。旅客機を操縦する「定期運行用操縦士」になるには、まず、「自家用操縦士」の資格を取得し、順次上位の資格を取得していきます。「定期運送用操縦士」は採用倍率が高く、採用後も厳しい訓練がありますが、職業別給与ランキングでは、トップクラスの職業です。近年はLCCの参入により、常に人材不足が大きな課題になっています。資格取得には「学科試験」「実地試験」に合格する必要がありますが、そのほか法令で定められた年齢制限と飛行経歴が必要となります。