国家資格あれこれ

約8,000万人が持っている一番身近な国家資格。

一番身近な国家資格って何かわかりますか?約8,000万人が持っている国家資格。それは「運転免許証」です。日本では満年齢が16歳になれば原付・普通自動二輪、満18歳になれば普通自動車・大型自動二輪などの免許を取得することが可能となります。一般的には自動車教習所等に通い、適性検査と試験に合格すれば「運転免許証」が交付されます。日本では顔写真付きの公文書で本人確認ができ、保有者が多いことなどから、最も一般的な本人確認書類として利用されています。

えっ⁉あの競技選手は国家資格?

みなさんにはまだピンとこないかもしれませんが、競輪・競馬・競艇・オートレースなど「公営競技」で選手として活躍するには国家資格(選手資格)が必要となります。それぞれ養成学校に入校し、卒業時に国家試験を受け、合格したものだけが選手として活躍できるのです。また競走馬を管理する「調教師」も国家資格です。農林水産大臣の認可を受けた日本中央競馬会と地方競馬全国協会が調教師試験を施行し、合格すれば免許が交付されます。

町中で見かける国家資格

町中で見かける「クリーニング屋さん」。洗たくはもちろん、アイロンがけやしみ抜きなどを行ってくれますが、このクリ-ニング店には、必ず一人は「クリーニング師」という国家資格を持っている人がいなければならないと決められています。近年は洋服の素材や生地が多様化し、高級志向の洋服も増えているので、これらを扱う人にも確かな技術と知識、信頼性が要求されています。

新しい国家資格

キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントは、20164月より国家資格になった新しい資格です。この資格は働く人や仕事を探している人、学生などの仕事に関する相談に応える専門家です。たとえば、相談者の興味や適性、生活習慣から、職業の選択や職業生活設計のアドバイス、又はキャリアアップの指導を行い、その中から個々に合った仕事を選択できるようにします。また、会社の中では社員の職場環境の充実や人材配置、スキルアップなど重要な役割をはたします。 活躍の場としては、企業や組織などの人事部や人材派遣会社・人材紹介所、就職支援会社などでの人材コーディネーター、大学などではキャリアセンターの職員として働きます。またキャリアコンサルタントとして独立してフリーで活躍することもできます。

公認心理士

社会の変化により年々増加する心の病気の問題に対して、より質の高い専門職が必要とされ、2017年9月に心理分野の国家資格として初めて「公認心理師」が誕生しました。公認心理師の仕事は、保健医療や福祉、教育その他の分野で、心の問題で悩んでいる人、本人を取り巻く環境、周囲の人々なども含めて、相談にのり援助する、また心の病にならないように予防するなど業務内容は「臨床心理士」と類似しています。ただし、資格取得までのルートには大きな違いがあり、4年制大学を経由して資格を得る場合は、臨床心理士は心理系の学問を履修していなくても、指定大学院を修了すれば資格認定試験の受験資格が得られたのですが、公認心理師は指定大学院に加えて、大学でも心理学系を履修しないと受験資格が得られないようになりました。(※ただし2017年9月までに入学した場合は、特例が適用されます)現在、多くの大学で公認心理師対応のカリキュラムができていますので、将来的に心理職で活躍したい方は、注目してみてください。