教育関連

【主な国家資格】幼稚園教諭/小学校教諭/中学校教諭/高等学校教諭/養護教諭/栄養教諭/特別支援学校教諭/学校図書館司書教諭/司書/学芸員など

幼稚園教諭

幼稚園教諭は文部科学省の管轄で、教育を目的とした仕事となるので、対象年齢は3歳から小学校入学前までとなります。教育の観点から、言葉の正しい使い方を教えたり、童話や絵本、音楽、遊戯、絵画などを使って創造性などを育てます。また園内では集団生活を経験することで、協調性や自主性、自立など、身近な社会性を身につけさせたり、日常生活のルールといったことを教えます。年々出生率が低下していますが、幼児期から様々な教育を受けさせる保護者は多く「幼稚園教諭」への期待は高く必要とされています。また現在は働く保護者のニーズにより、幼稚園と保育園の機能を合わせた「認定こども園」などの施設も増えています。今後は幼稚園教諭と保育士の両方の資格を持つことで、就職や転職の幅も広がることでしょう。

この資格取得を目指すならこの学校

小・中・高等学校教諭

この資格を得るには、大学・短期大学などで教科・教職に関する科目の単位を取得するのが一般的な方法です。取得後、教員採用試験に合格し、欠員状況に応じて順次採用されます。私立の場合は、学校独自に実施している採用試験に合格することで、教員として働くことができます。小学校教諭は、原則として全教科を一人で担当するだけでなく、教科の他にも学校行事や課外活動を通して総合的な教育を行うのに対し、中学校・高校は、各教科に分かれています。大学・短大の学部・学科によって取得できる免許状の種類が異なるため、進学先を決める際には、どの教科の免許が取れるか調べましょう。学習面のみだけでなく、生活指導や進路指導など学校生活全般にかかわるだけに責任は重いですが、やりがいも大きい職業です。

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特別支援学校教諭

特別支援学校とは、障がいのある幼児・児童・生徒の自立や社会参加を支援するという視点から、2007年に旧盲・聾・養護学校を統合し改称された学校です。特別支援学校の教員は原則、幼稚園・小学校・中学校・高等学校の教員免許状のほかに、特別支援学校の教員免許状を取得します。この資格を取るには、教員養成系の大学等で幼稚園・小学校・中学校・高等学校の教員免許を取得し、特別支援学校教諭養成課程を持つ福祉系や教育系の大学等で特別支援学校教諭免許を取得することになります。(一部地方自治体は除く)平成27年は全国に1,114校あった特別支援学校が、平成28年には1,125校に増え、14万人弱の生徒が在籍しています。この人数は年々増加傾向にあり、国は特別支援教育の整備や普及を目指しています。そのため、様々な障がいについての幅広い知識を持った教諭が必要とされています。

学芸員(補)

博物館や美術館、科学館、動物園、植物園などに勤務する専門的な職員です。主な仕事は、研究、調査、収集、展示普及、保存、管理などです。また、作品や資料の価値をたくさんの人に伝えることも大切な仕事であるため、特別展示、講演会、講座などのイベントの企画を考え実施をします。それに必要なポスターやパンフレットの作成など広報活動も仕事の一つです。学芸員の資格は「博物館学」の講座のある4年制大学で必要な単位を履修すれば取得可能ですが、資格取得者の数に対して、採用人数は非常に少ないため、学芸員の資格を取得しても就職は難しいのが現状です。

司書(補)

司書は都道府県や市町村の公共図書館などで図書館資料の選択、発注及び受け入れから、分類、目録作成、貸出業務、読書案内などを行う専門の職員です。この資格は大学や短大で司書養成科目の単位を修得するか、大学・短大・高等専門学校卒業後に司書講習を受ける、または高校卒業後に司書補講習を受けて「司書補」となって、3年以上の実務経験を積み司書講習を受講する方法があります。資格を取得し、図書館司書を志望する人は多いのですが、必ずしも就職できるとは限りません。基本「欠員補充」的な要素が強く、もし募集があったとしても非正規雇用という場合があり、安定した生活を望む人には厳しい現実があるようです。またインターネットの普及により、従来の図書館の役割そのものが変わりつつあり、さまざまな情報を蓄積した図書館とより高度な専門性を身につけている司書が必要になるのではないかと言われています。